【ケーブルの種類まとめ】VVF・CV・CVT・VCT・太陽光ケーブルまで完全解説!

電気工事で使う「ケーブル」は種類が多く、見た目が似ていても用途・耐熱温度・屋内外使用の可否が大きく異なります。この記事では、初心者でも理解しやすいように、代表的なケーブルを一覧表+個別解説でまとめました。配線設計や工事で「どれを選べばいい?」と迷う方に役立ちます。

🔍 ケーブルの種類一覧表

略称記号の意味日本語名耐熱温度屋内/屋外主な用途
VVFVinyl / Vinyl / Flatビニル絶縁ビニルシース平形ケーブル60℃屋内のみ(管内なら屋外可)住宅・建築配線
EEFEco / Eco / Flat環境配慮型平形ケーブル60℃屋内・屋外(種類による)住宅配線、エコ仕様
VVRVinyl / Vinyl / Roundビニル絶縁ビニルシース丸形ケーブル60℃屋内のみ住宅・工場の固定配線
SVSoft / Vinylビニルキャブタイヤコード60℃屋内外可(紫外線に弱い)家電コード・工具電源
2PNCT2芯 / PVC / Normal / Cable / Twistedゴム絶縁キャブタイヤケーブル90℃屋内・屋外(耐油)工場ライン、耐油・柔軟性配線
CVCable / Vinylビニル絶縁ビニルシースケーブル90℃屋内・屋外工場幹線、動力配線
CV-3CCable / Vinyl / 3心ビニル絶縁ビニルシース3心ケーブル90℃屋内・屋外三相3線の小~中容量動力
CVTCable / Vinyl / Twistedビニル絶縁ビニルシース三つ撚りケーブル90℃屋内・屋外三相動力幹線、屋外引込
VCTVinyl / Cabtyre / Twistedビニルキャブタイヤケーブル60℃屋内・屋外(直射日光NG)家電・機器配線、柔軟ケーブル
PVCCPhotovoltaic / XLPE / XLPE太陽光用ケーブル(架橋PE絶縁・架橋PEシース)90℃屋内・屋外(耐候・耐UV)太陽光パネル~接続箱(DC1500V)
PVCQPhotovoltaic / XLPE / Quality太陽光用高耐候ケーブル(架橋PE絶縁・架橋ポリオレフィンシース)90℃屋内・屋外(高耐候・耐UV)太陽光機器間配線(DC1500V)

🧵 ケーブルごとの特徴と用途

■ VVF(平形ケーブル)
最も一般的な住宅配線ケーブル。照明・コンセントの定番。                    50HzエリアはFケーブル60HzエリアはVAと呼称

■ EEF(環境配慮型)
VVFとほぼ同等で、低煙・難燃などの環境性能を向上。

■ VVR(丸形ケーブル)
丸形で柔軟性が高く、曲げが多い場所に適する。

■ SV(キャブタイヤコード)
家電や工具の電源ケーブルで使用。可とう性に優れる。                      屋外で外装を剥ぎ取ったら紫外線に極端に弱いので紫外線対策必須(テープ巻き等)

■ 2PNCT(耐油・耐熱)
工場ラインや機械周りで定番。90℃対応で耐油性も高い。

■ CV / CV-3C(動力ケーブル)
工場・ビルの動力幹線で使用。90℃対応で屋外にも強い。                    太陽光PVようにHCVケーブルを使用ただし600V以下。

■ CVT(三つ撚りケーブル)
三相動力幹線の標準。屋外引込みにも使用される。                        直流用に二つ撚りがCVD                                   蓄電池に四つ撚りがCVQ

■ VCT(柔軟ケーブル)
動く機器や家電の配線向け。柔らかさが特徴。                          家電のコードや延長コード300V以下で使用。

■ PVCC / PVCQ(太陽光ケーブル)
耐候・耐UV・1500V対応の太陽光専用ケーブル。                        *一部600V仕様があるため注意

🔥 FPケーブル(耐火ケーブル)について

FPケーブルは、消防設備・非常用放送・火災報知設備などの電源(予備電源が無いもの)で必ず使用される特殊ケーブルです。高温でも一定時間通電を維持でき、建物の防災設備には欠かせないケーブルです。

✅ まとめ:用途別のおすすめケーブル

住宅の照明・コンセントVVF / EEF
家電・工具のコードSV / VCT
工場ライン配線2PNCT
動力・幹線CV / CV-3C / CVT
屋外・紫外線が強い場所CV・CVT
太陽光発電PVCC / PVCQ
消防設備FPケーブル
  • 🔗 第一章 電気工事の基本をやさしく解説
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